ovalize.jsx

以前、掲載した Circle.js という Illustrator スクリプトがあって、指定したアンカー数で円を作るというものなのですが、作ったあとで大きさとか塗りや線幅を変えないといけませんでした。

指定したアンカー数の円が得られるというのが大事なので、それくらいの手間はそれはそれで大した問題ではなかったのですが、やっぱり手間は手間なので、少し改造してみました。

選択したパスを、それぞれの幅と高さに収まる楕円に変えます。
望みのサイズや色で描いた円を選択して、スクリプトを実行し、アンカー数をプロンプトで指定してやると、そのアンカー数の円になる、という使い方を想定しています。

が、スクリプトは「元のパスの幅と高さに収まる楕円を描く」としか考えてないので、選択したパスが円でなくても、三角でも四角でも直線でも、ぜんぶ楕円に変えるというワイルドな仕様にしています。
これはこれで使い道がありそうな気がします。

元のパスのアンカーポイントの数と位置を変えているだけなので、塗りの色や線幅などの属性は維持されます。

上の3番目のケースは、傾いた楕円のアンカー数だけ変えたいところなのですが、結果は「幅と高さに収まる楕円」になってしまいます。
円のアンカー数を変えるのがスクリプトの本来の目的なので、これは仕様がない仕様とします。

スクリプトgithub で公開しております。

https://github.com/shspage/illustrator-scripts

今後このリポジトリにいろいろ追加していこうと思います。